施術後の注意点

施術後に痛くなったりだるくなったりしたら・・・

治療を受けた後にカラダがだるくなったり痛くなったりすることがあります。いわゆる好転反応です。

カラダがだるくなる理由を説明すると次のようになります。

痛みのある筋肉内には疲労物質である「乳酸」や、痛みを感じる物質である「プロスタグランディン」や「ブラジキニン」といった物質があります。それらを直接筋肉から取り除くことはできないので、施術では血管の中に流しています。
そして乳酸やブラジキニンはカラダの中を巡って肝臓に到達し、肝臓で悪い物質を分解して「すっきりした!」となるわけです。

しかし、今まで溜まっていた体内の疲労物質や痛みの物質が肝臓に一気に溜まってしまい肝臓が疲れてしまいます。肝臓が疲れると人間は疲労感を感じるので、これがだるさとなるわけです。

また、関節や筋肉を今までの歪んだ位置から正常な位置に戻すので、その時に多少擦れたり剥がれたりします。これが痛みの原因になる場合があります。

まとめると、次のような原因で好転反応があらわれます。

  1. 歪んだカラダでいたときの筋肉・骨格と正しい位置に調整した筋肉・骨格が維持しようとする力が争っている。
  2. カラダの中に貯まっていた老廃物や毒素などの物質を肝臓が分解している。
  3. 今までのカラダの感覚から、新しくよみがえったカラダの感覚に変わり、今までの問題に気付くようになった。

これらはカラダをリセットするために必要なステップ。
このような症状が出て来た時は、無理をせずにできるだけゆっくりとお休みください。

施術当日の注意

施術後は筋肉がほぐされ歪みも矯正されているため、血流・リンパ等のカラダの循環がよくなっています。以下のことにお気をつけ下さい。

『お風呂は温目のお湯にしてください。』

『暴飲暴食しないで下さい。』

『お酒は飲まないで下さい。』

また、施術をより効果的にするために以下のことに気をつけることをお薦めします。

『水を多めに飲んで下さい』→老廃物・毒素の排泄を助ける効果があります。

『睡眠時間を長くして下さい』→回復時間を長くし、質の良い(深い)睡眠を取りましょう。