40肩・50肩
突然やってくる肩の痛み!
腕を上げると痛い、背中に腕が回らない、服を着るのが大変、肩がズキズキするなどの症状がある40肩50肩。
原因は肩周りの筋肉の衰えにより肩関節に炎症が起きてしまうことにより痛みがでます。
その症状には段階があり(*各段階の期間には個人差があり長い人は2年以上かかる人もいます)
恐ろしいのは回復期に入っても腕を動かすと癒着により動きが悪く可動域が狭くなってしまう事があります。
この原因は、「急性期」「慢性期」「回復期」の過ごし方によっておこります。
- 急性期は炎症がおきていますので冷やして安静です。
- 慢性期は温めてなるべく痛くない範囲で動かします。
- 回復期に入ったら徐々に痛くない範囲で大きく動かします。
肩を動かす体操
①親指を鎖骨付近に当てます。
②肘を外回しで小さく回し徐々に大きくまわします30秒。次に内回しで30秒。
③肘を回しながら上半身全体で回すように行います。(背骨や腰骨も動いてきます)
④左を外回しで30秒、内回しで30秒。右も同様に行います。
⑤両腕を同時に行います(クロールのように前回し30秒。背泳ぎのように後ろ回し30秒)
注意点
痛くない範囲で動かしましょう!
肩甲骨を大きく動かすように行いましょう!
痛いのを我慢することなく行いましょう!
なぜ、肩甲骨を動かすと良いのか?
腕を上げる動作は120°までは腕で上げますがそこから180°までは肩甲骨が外転して上げるため肩甲骨が動かないと120°までしか上げることができなくなります。
また、肩関節の中にある滑液が硬くなり関節内で癒着して動かなくなってしまいます。
このような症状を防止するためにも是非肩を動かす体操を行ってみてください。
当院では、40肩・50肩の症状でお困りの方に早く痛みが取れるように、痛い場所は極力触らずに関連する筋肉にアプローチした施術を行っておりますので安心して施術を受けることができます。