椎間板ヘルニア
椎間板ヘルニアとは?
椎間板ヘルニアとは、椎間板内部の髄核が飛び出してしまうものの事を言います。
そして飛び出した髄核が神経を圧迫することにより、坐骨神経痛などの問題が生じるのです。
椎間板ヘルニアのタイプとしては
①脱出型:繊維輪に亀裂が入り、そこから中の髄核が繊維輪から完全に飛び出してしまいます。
②完全脱出型:飛び出た髄核のかけらが、椎間板の中にある髄核と分離してしまいます。
③膨隆型:繊維輪に亀裂は無く髄核が繊維輪から飛び出てはおらず、髄核と繊維輪が一緒に膨れて神経を圧迫します。
一般的には膨隆型ヘルニアが多いといわれます。(特に若い人に多い)
椎間板ヘルニアの出やすい場所
腰椎の4番と5番の間(L4 L5)
腰椎の5番と仙骨1番の間(L5 S1)
ヘルニアの発生する場所により坐骨神経痛の出る部位や動作が違います。
腰椎の4番と5番椎間のヘルニアの場合は、臀部から下肢の外側にかけて痛みが出ます。
そして、かかと歩きができにくいです。
また、腰椎の5番と仙骨椎間のヘルニアの場合は、臀部から脚の後ろ側にかけて痛みが出ます。
そして、つま先歩きができにくいです。
『悠の施術方法』
腰、殿部、下肢の筋肉を緩め、筋肉の異常緊張を取り解す施術を行います。
筋肉を緩めた後に髄核を繊維輪の中に押し戻す施術を行います。ただし、この施術を行うに当たりシビレや痛みが増す場合はこの施術は行いません。